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いんちきリハビリ屋のいんちきだらけ(?)の学習帳
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なんだか偉いタイトルつけてますが、またもやくだらないお話でございます。
でも、くだらないというかほんの些細なことを、大まじめに語るとどうなるか?という意欲作(??)です。
・・・と、昨日意気込んで書いたのに、サーバエラーで全部消えてしまいました
il||li _| ̄|○ il||li
リトライです。


1.対象者の情報

氏名:大江戸(というか私の母)
年齢:本人言いたくないと思うので内緒
疾患名:
①膠原病類縁疾患(これ以上言っても、病名がマイナーすぎる為伏せます)
②頚部脊柱管狭窄症


2.②の発症までの経過

平成19年7月27日まで約2ヶ月半、①の疾患再燃のため入院加療を受け、退院。
退院後は体力・筋力低下の改善のため毎朝約1時間の散歩をするようになったが、数週後に「右肩から上肢・末梢までの痛み・痺れ」を訴えるようになる。
膠原病内科の先生から院内紹介状を書いてもらい、同院の整形外科を受診。
X線撮影により、脊椎の骨密度の著しい低下が判明、加齢及びステロイドの長期服用の副作用と推測される。
同年9月28日、精密検査を行いMRI所見にて頚部脊柱管に狭窄がみられることが判明、診断される。
①の疾患との因果関係は肯定も否定もできないとのこと。


3.本人及び家族(娘の私ですけど~)からの情報

①の疾患発症から、ケースは床での坐位がとれなくなった。
その為、リサイクルショップで購入した安物椅子(失礼)に座布団を数枚重ね高さを出して座りやすくし、日常生活で使用していた。
しかし、その安物椅子(だから失礼ですが)に長時間座っていると、手の痺れなどの症状が強く出るようになってしまった。
一番楽なのは、ベッドで臥位(敷き布団を折りたたんである意味「ギャッジアップ」している状態ですが)をとっている時であり、自然と日常生活でも坐位よりは臥位をとる時間が長くなりつつある。
また、車の助手席でシートを大きく倒していると、痛みや痺れはあまり感じないとのこと。


4.いんちきOT(だから私)によるケースの現状の整理

ベッドでの臥床姿勢、および車でシートを倒した状態は、脊柱を支え、負担が少ない姿勢のため脊柱管狭窄による末梢への症状が出にくいと考えられる。
しかし、日常生活に臥位の時間が長くなるということは問題である。
安物椅子に座布団を数枚重ねた状態で座ると、骨盤が安定せずバランスが崩れ、その結果脊柱の正しいアライメントがとれなくなる。
「背もたれ」がなくても、臥床した状態じゃなくても正しい姿勢を保持できるような方法を検討したい。


5.ということでいんちきOT的アプローチ

H.C.Rにて優しい関西弁のお兄ちゃんにそそのかされ、二重構造の低反発車椅子用クッションを購入。
このクッションを安物椅子に敷くことで、骨盤の安定をはかる作戦。

結果、ケースの評判は上々、坐位保持が以前よりかなり楽になり、痛みや痺れがおきることも少なくなった。
しかし、安物椅子の座面の形とクッションの形状が合っていないため、クッションの改造を大工の息子であるケースの夫、いんちきOTの父と検討。
ところが、ケースはこのクッションをどこにでも持ち歩くようになってしまった。
車の助手席では、リクライニング角度を小さくしても楽に坐位をとれるようになったとのこと。
また、孫娘の運動会にも持参している。
ということで、クッション改造はひとまず見送り、来年また機会があれば同じクッションを安く買えたらいいなと思う最近である。



以上、おばかなレポート(ケースレポートの形に全くなっていない)は終わり。
要は、「クッションが好評だったのよ~♪」ってことが言いたいだけです。
来年はペリカン便利用するか?(^m^*ププッ

脊柱管狭窄症は、OTやOTを目指す方なら結構ご存じの方が多いと思います。
「間歇跛行」なんて有名な症状のひとつですよね。
母は今のところ頚部のみなので、症状は軽いですからご安心下さいね。
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カテゴライズは適当です。
本日、国際福祉機器展の「福祉機器 選び方・使い方セミナー」に行ってきました。
毎年このセミナーは感動すら覚えるほど良い内容です。
ということで、今回行ってきた回のテーマは、「ベッド」。
走り書きでメモを取った内容から、思い出して書いてみます。


●ベッドは寝具である
ベッドというのは、睡眠を取る場所。
1日平均8時間寝て、後はベッドにいるべきではない。
ベッドを「生活の場」「日常生活活動を行う場」と考えは間違いであり、「起きて生活する」ために寝る時間を取る道具であるのが大原則。


●介助者に過度の負担を強いるベッド生活は間違い
寝返り、起きあがり、坐位姿勢からの立ち上がり・・・なんでもかんでも介助してしまうのは、間違った現状。
それよりも、対象者が「自分でできること」を引き出してできる環境に整えること、そして介助の負担を最小限にするのが、ベッドを含む福祉用具の正しい使い方である。


●ベッドの機能
駆動部:背上げ、膝上げ、昇降


●要介護度とケアプランは違います
要介護度でベッドを選択するというのは大きな間違い
個々の症例によって、どのようなベッドが適切かは違う。
よって、要介護度が低いからこのベッドはダメ、とか言うのは間違い。
対象者個人個人の「ケアプラン」で適切なベッドを選択するのが正しい。

例)円背で側臥位が取れないケースの場合
→背上げ、膝上げ機能があるベッドを選択し、背臥位で寝ることが可能になった


●人は自分の可能性に気付くとどんどん変われるものなのです
自分の残存機能を生かし、過度な介助なしで自分の能力を生かして姿勢変換できるようになるのは嬉しいのです


●「坐位」と「臥位」の違い
ベッドを背上げして上半身を起こした状態。それは「坐位」ですか?「臥位」ですか?
ひとつの納得いく回答例を教えていただきました

坐位:坐骨結節に上半身の体重がかかっている状態
臥位:仙骨に上半身の体重がかかっている状態

→「ただベッドを背上げしただけ」では坐位とはいえない(仙骨に重心がすべってしまう為)

じゃあベッドで坐位をとるには?

⇒膝上げをして、すべりを防ぐと、ベッド上でも「坐位」を作ることが可能になる


●「寝る位置」のの決め方
背上げ、膝上げ機能がついているベッドだと、寝る位置が5㎝ずれると正しい姿勢がとれなくなる
「股関節をここに合わせて」「大転子を~」「おしりを~」
これじゃ全然わかりません(前者ふたつは専門家にしかわからないし、後者は「おしり」自体曖昧すぎる。
そこで一番分かり易いのは

「ヘッドボード(頭の上のボード)から頭を何㎝のところに決める」方法。

その数値を決める方法も習いました。
試しに、対象者さんにヘッドボードに頭をつけて寝てもらう。
そして、背上げ、膝上げをすると、重力により身体の位置は下がり、正しい位置がわかる。




今日はここまでにしておきます。
絵があるほうが説明しやすい内容も出てくるし、疲労ピークのため。
おやすみなさい。

おひさしぶりのお勉強ブログでございます。
昨日、本館にてこんな記事を書きました。
http://spicaspica.blog.shinobi.jp/Date/20070915/参照)
こちらでも研究会の中心の理論名は書きませんが、OTの勉強をされている方ならおわかりですよね。


議題になったケースについて、あまり詳細を述べすぎない程度に申し上げます。
ケースは、広汎性発達障害(自閉症)による重度重複障害を持たれた小学生の男の子。
その子の「自傷他害」行為について中心に、研究会ではいろいろ話されました。
ケースは、なにか「不快」な感情が芽生えると、ひたすら自分の顔をひっぱたく。
それについて重点的に話し合いが進みました。

はっきり言って、研究会に参加できるほど、私はその理論について詳しい訳ではありません。
そこで、順番に質問するよう求められた時に、私の口から出たのは、こんな内容でした。


「以前働いていた時にも自傷をする方がいらっしゃいましたが、無表情の印象が強かった。
今回のケースは、不快な感情を持った時に自傷行動をすることが問題とされていますが、ビデオを観る限り表情はとても豊かだと感じられた。
また、学生時代に接したことのあるお子さんは、逆に嬉しくてたまらない時、それを上手く表現できずに私に噛みつくという他害行為が見られる子だった。
ケースの場合も不快以外の感情の表出手段を持っているように思われたのですが、具体的に教えていただけたら嬉しいです」


返事は、本館にも書いたとおり、全く思い出せません(汗)
でも、質問の内容は、明らかに某理論がどうこう、というものではなかったなと、恥ずかしく思ったり。

そんな私が、自分が質問した内容から、このケースに何をしたらいいか、を考えてみた。
勿論、某理論はほぼ無視でございます。
嫌いじゃないの。知識が足りなすぎるから、某理論を絡めて考える能力が私にはないのです。


「不快」の感情を自傷他害という表出手段とは違ったものに簡単にできる訳がない。
できるんだったら現場の先生やOTも苦労しないだろう。
但し、このケースは何が何だか解らずに自傷行動を取っている訳ではなく、自分が「不快に思っている」からしていると自分でも無意識に解っているはずだ。
そして、このケースの強み(「優位点」とでも言ってみましょうか)は、表情が豊かで、嬉しかったり喜んでいる時は大声で笑うこともできる。

そこから、何かアプローチできないだろうか?

自分自身で感情の区別ができていること。
それは大きな優位点に違いない。
そこを伸ばしていけば、もしかしたらなにかのきっかけで、「不快」の意思表示も違った形でできるようにならないだろうか?
自傷という手段は勿論良くないけれど、そういう手段ではあるけれど自分の意志を周りに訴えることができるケースのその行動を「問題行為」「間違った行為」と決めつけず、なにか変える、変わるための過程のひとつと捉えたらどうだろうか?



というところまでは考えたのですが、その先の具体的手段は、全く思いつかない私は、やっぱりいんちきだ。
でも、考えないよりはいいよね?
ということで、某理論研究会の中身についての収穫は、2%と推定される、一応勉強したい私でした。

偉い名前のカテゴリに入れてしまいましたが、内容はまたもや・・・(^◇^;


今日、「ぷっすま」見た方いらっしゃいますか?
(もうこの時点で内容は・・・おほほ)
昔やったはずのことをぶっつけ本番でできるか?というテーマで様々な面白ゲームが放送されましたが。
その中で、「あれ?」と思ったのが、「ラジオ体操を正しく踊れるか」というゲームでした。
見てない方を考慮し、内容をちょっぴり説明しますと。

①ラジオ体操のインストラクターの先生が途中まで正しい振り付け(?)で体操をする様子を見る
②途中で先生が体操を中断し、その続きを出演者が正しく運動できるかを競う

という内容でした。
その時のルールに、「おやっ?」と思うことが。

先生が体操する様子を見ている間は、チャレンジャーは体操してはいけなかった。
草彅君が、体操を思い出そうとすべく姑息(?)に微妙な体操のふりをしたら、「ダメです」と言われていた。


あれ?
草彅君は、先生の体操の様子からじゃなく、自分の身体を使って体操することで、ラジオ体操の流れを思い出し、問題(ゲーム)に取り組もうとしたんじゃないか?
ひとつの運動が終わった後の、次の運動を「昔身体で記憶した(「記銘」して「保持」した)」データから思い出そうとした(再生)んじゃないか?

・・・これって、授業で習った「記憶」の種類の中にある「手続き記憶」なんじゃないだろうか?


授業の内容はほとんど覚えてない(ごめんなさいこのやる気のなさ)けど、「手続き記憶」は、身体で覚える記憶であり、「逆上がり」や「水泳」ができるようになうことや、車の運転などが挙げられると習った記憶がある。
今回のラジオ体操も、「一度覚えたはずの体操内容を、踊ることで内容を思い出せる」という意味では、「手続き記憶」に入るんじゃないか?
そして、今日の「ぷっすま」では、その「手続き記憶」を使ってはいけない、と敢えてルールを作ったのではないだろうか、と想像したのです。

・・・合ってる?

・・・違ったら、恥ずかしいんだけど。


でも、合ってても違ってても、手続き記憶に関して、あるいは記憶全般に関して、教えて下さる方、アドバイスして下さる方大募集しまーす♪
私のひとつ下の美人先生に直接聞けばいいのか?
まあ、夏休みだし~♪


夏休みの課題で、自分の生育歴を振り返るという壮大なレポートが出されてますが(これは発達障害の授業でです)、多分私の「手続き記憶」の記憶能力って、ものすごく低かった気がします。
逆上がりも、空中逆上がりも、出来るの遅かったし(運動神経がにぶいといえばそれまでですが、私は一応できるようになった)、足の速さも小学校低学年の頃は遅かったのに、高学年になってから速くなった。
中学高校時代は、「トップレベルの代表リレー」ではなかったけど、「二番手リレー」の選手にもなりました。
吹奏楽部からたったひとり、市内体育大会の100メートル(補欠・笑)に選出されたんですよ!
今の私からも想像つかないけど、小学校低学年の私からも想像できなかった事実です。
「速く走る」コツを習熟するのに時間がかかっていた。それが私。
多分、仕事を覚えるまでに時間がかかるのも、「手続き記憶」の記憶までの過程が人より遅いからなんだろうな。


そーんなことを、ゆるゆるバラエティーから考えた私です。
なんで勉強する気ないはずの時にこういうことを知りたくなるか、謎。



追記:
「手続き記憶」じゃない記憶からラジオ体操を思い出すのは、何記憶?
一晩経ったら、それも気になりだしたが、調べる気0。
発見してしまった・・・
というか、私が未獲得の動作なのかも?
それは・・・


お札数え。(at レジ締め作業)



日常生活では絶対手にすることはない数十枚の札束を(時には100枚を越えることも・・・あ、千円札ね^^;)束ね、それを数えていく作業。
左手で1枚ずつカウントしやすいようにお札をずらし、そして右手でずらしたお金を弾いて、数を数える。
ここで求められるのは

①手指の触覚
②左手指で着実に1枚だけお金をずらしたことを脳みそを経由して右手に伝える
③脳みそを経由した情報を元に、着実に右手で操作し、1枚としてはじく
④弾いたお金を、更に脳に戻って記憶し、情報を蓄積させる


なーんて、おバカなりに考えちゃいました。
私の言っていること、合ってるでしょうかね?

久々のこちらの日記が、こんなくだらん内容でごめんなさいね。
いつかちゃんと、真面目なこと書くつもり・・・ですから・・・
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