意外と見て下さっていることをわかりつつ書いてみる。 2008/06/29 (Sun)

はい、働いてます。
介護職の下っ端です。
履歴書には一応「作業療法士免許を持っている」ことは書きました。
面接してくださった方は、ちゃんと読まれたと思います。


でも、下っ端に徹しています。
っていうか、下っ端としか到底思えないほど自分は「介護」という仕事の大変さを知らなかった。
昔々の話ですが、OTとして働いていた頃介護職の方々からは「先生」と呼ばれていました。
私はそれが嫌だった。
でも、心のどこかで、「自分は指導する立場なんだ」と思いこんでいた節があったなと、初日で痛感しました。

もんのすごい、ショックだったよ。それは良い意味でも。
昔仲良くしてくれたこんちゃんやさとちゃん、ショウコさん達がどれだけすごい人達だったのかというのを、もう何年も経ってから知ったので。
初日は緊張疲れと同時にショックが強すぎて、落ち込んだ。
涙がこぼれるほど。

それくらい、介護という仕事は、大変なんだと学びました。
私は、無知だったな、と思い知らされました。


さて、それで私は下っ端に徹しているのであります。
面接してくださった多分主任さんは知っているかもしれないけど、どうやら他の介護職の方々は私がどういう人間なのかは知らなそうで。
これはむしろ好都合。
せっかくなら、私が知らないこと・・・「介護職」目線で利用者さんと向きあうこと・・・を教わりたいなと思って。

今日、初めてトランスファーをさせてもらいました。（本館で私の代わりに岸田君に叫んでもらいました）
はっきり言って、昔々ADLの実技の試験で先生をトランスファーしたのとは大違いです。
あれで合格できたからトランスファーの知識は充分だと思ったら、大間違い。
まあ、リハ室でのトランスファー訓練とはクライアントの状況は大きく異なるというのもあるけれど。
でも、無事にこなしたら

「大丈夫ですね」

と言っていただけたのですが、「大丈夫じゃなきゃ私はOTじゃないよ！」とこっそり思ってしまった(^◇^;
やっぱりプライド高いのかなあ。


でもまずは、「下っ端」「教えていただく身」という貴重な時間を大切にしようと思います。


食事の摂取量の記録がどうしてもわからず、軽く怒られた本日でした。
私頑張る。
これからの自分への財産を、この機会で手に入れられたらいいな。