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今日の授業は、作業療法士と音楽療法士の資格を持った先生が教えて下さいました。
内容は、正直難しい。
「レクリエーション」という誰もが一度はやったことがあることを学問として捉える訳で。
その学問の中でも、特に私達が学ぶのは「治療」として用いる分野の訳で。
楽しさの裏にある難しさ(つまらなさとも言う。あ、言っちゃった)を根本から学びましょうということでした。
授業は本館でも書きましたがパワーポイントでした。
結局のところ、教科書を自分でよく読まなければならないということらしい。
授業で棒線を引っ張ったり、ちょっと驚いたり、あと帰りの電車でちらっと読んで感動したことなどを書いてみます。
1「レクリエーション」という言葉のびっくり
レクリエーションの語源が「re-create」だということ。
再び作る。
使われ始めたのは、アメリカで青少年の非行を改善・予防することからだそうです。
レクリエーションという言葉にもう既に治療的な意味合いが含まれている。
知らなかったよ。
2「セラピューティック・レクリエーションサービス」の定義のびっくり
「せらぴゅーてぃっく」なんて言われても全然ピンと来ないけど(笑)要は「治療的な」ですね。
「セラピー的な」とカタカナふったら「おおセラピーってアロマとかでも使うよなあ」と思えるかも。
さて、その「セラピューティック・レクリエーションサービス」とは
「広義の意味で、疾病の軽減を進め、社会的・身体的・情緒的・精神的健康を回復するために用いる種々の医学的方法をレクリエーションと連携した形態で進めていくこと」
なんだかさっぱりわからんくてもいんちきリハビリ屋的には懐かしさを呼び起こすフレーズ。
実は「作業療法」の定義が
「身体または精神に障害のある者、またそれが予測される者に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療、指導及び援助を行うこと」(1985年 日本作業療法士協会)
とあるのです。
似てる。なんだかわからんが似てる。
3音楽療法に用いる楽器にびっくり
一見普通の木琴や鉄琴が、鍵盤がひとつひとつ外れるようできており、ハンドベルのようにグループでメロディを作るレクリエーションができるようになっている。
そして、これらの治療的な楽器は合唱団時代に歌ったことがある「カルミナ・ブラーナ」の作曲者カール・オルフが作ったものだということ。
カルミナ・ブラーナは正直ワケワカラン曲ばかりだと思ったけど(ごめんなさい)、オルフにこういった功績もあったことにとても興味が湧いた。
4音楽療法に用いる楽器にびっくりその二
それはもうかれこれ8年前かな、私が布団の中で思いついたレクが「人間鍵盤ごっこ」だった。
授業で実際にやったのだけど、私自身とても楽しかった。
私は音楽が好きだし、リハビリに音楽を取り入れることがとても好きだけど、「音楽療法」的知識はない。
でも、今日の楽器達をそのまま人間でやるのが、私が思いついた「人間鍵盤」。
ちょっと感動。
(実はもう一度やりたいと目論見中・・・フフフ)
5石鹸を忘れていたことにがっかり
まあ、書き出したらきりがないくらい私は自分の知識のザルっぷりに「がっかり」している訳なんですが。
「SOAP」というカルテの代表的な書き方をすっかり忘れておりました。
忘れないように、書いておく。
S:Subject 患者の主観的事項 (例「腕が痛い」)
O:Object 客観的事項 (例「肘前部に直径3㎝の発赤あり、局所的発熱あり)
A:Assesment 評価・判定(例「肘関節部の炎症)
P:Plan 計画・処置(例「冷湿布の投与・7日間毎日施行)
今日はこんな感じで。
書き出したらきりがないので、学ぶべきことよりも自分が積極的に「感知」したことだけ。
おまけ
背臥位は「supine」
腹臥位は「prone」
背臥位の英語名を聞いてから腹臥位が頭に出てくるのに、昨日3時間半かかりました。がっかり。