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いんちきリハビリ屋のいんちきだらけ(?)の学習帳
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あまり時間がありませんので、ちょろっとだけ。
今日妹くんに(はい、あの毒舌の妹です)、

「あんた授業ついていけてるの?」

と言われてしまいました(^◇^;
はっきり言って、ついていけてない面多し、な私であります。
懐かしさや新しい解釈にへぇ~ボタンを押しまくっているだけ(ボタンはないけど)な私ですが。
一応妹に言い返しておきました。

「こないださあ、(高次脳の)授業の時ね、先生に指されちゃってさあ、一生懸命答えてみたら

『85%正解かな』

って言われたよ!!」

と。
おそらく先生は、10%は上乗せしたと思われますが・・・。
でもなんとなく妹は喜んでくれたようです。


では、その私が「85%正解」した問題を書いて、今日は寝ます。
明日はふたコマの授業と、治療的レク・グループワーク論のグループでの話し合いがあるのよ~。
これは、「高次脳機能障害」の臨床現場でのセオリーだそうです。

無言実行の右麻痺・有言不実行の左麻痺

意味を知りたい方は、どうぞ私に聞いて下さい。
上乗せして85%の知識で、頑張ってお答えしまーす。


ではでは、おやすみなさい。
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私にとって、一番苦手な(苦手がいっぱいありすぎる私には何が一番なのかすらわからないけど)分野のひとつが、「高次脳機能障害」。
担当の先生は、私が以前習ったのとは違ったアプローチの仕方で難しい「高次脳の障害」について教えるんだろうなというのがわかった一日。
どちらかというと今日は導入段階ということもあり、「高次脳機能障害が何故起こるか」などの機序、基本のきを教わったのでしょうが、さっぱり~な点も多々でした(゜ー゜;Aアセアセ
いいんかいな私・・・


「失行」「失認」の具体的な定義と症状例については後回しにします。
これは習ったはずだし、ね。
(「はず」と言うあたり、記憶が消えている私を暗に示すと言えよう)


まずは、教科書名に?と思ったことから。

健常な人の脳機能を学問として扱う分野を「認知心理学」と言う。
対して、損傷した脳機能を学問として扱う分野を「神経心理学」と言う。

へえ、そうなのね。
(ちなみに、両方を関連付けた(間を取った)学問を、「認知神経心理学」と言うんだそうな)


では、本題。

1「解離」とは
随意的な運動行為は失われ、不随意的運動機能は残っているという考え方
ここでは、リハビリ屋の皆さんが想像する「随意運動」「不随意運動」とはちょっと意味が違います。
例を挙げてみると、

・失語症の患者さんが特定の言語を言おうと努力しても言えないが、特定の言語を意図して言わずに良い状況ならすっと出てくる

という感じ。
そこで、先程の「解離」の原則をもっと幅広く捉えてみると
自動的行為と意図的行為の解離
とすることができる。
例を挙げると、

・指示されても舌を出せない患者さんが、飲み物を飲んだ後には唇をなめる

みたいなことが言える。


ここでもう、TIME OUTです・・・。
今日は活動的だったので、おねむちゃん。
寝まーす。おやすみなさい。
さて、本館には脱線したことばかり書いてしまったので、こちらでは真面目に復習しようかと。

・・・と思ったのですが、明日は一限の授業があるので、早く寝ないといけません。
先日(このブログを始めた日)は「発達障害分野」を途中まで書いたままTIME OUTとなりそのままにしっぱなしの上、老年期分野の方を書けなかった。
それくらい発達障害の授業は密度が濃く、書くのに時間がかかるので、今日は老年期の方を書いて寝ようかなと思います。


本日の授業で、やはり視点が面白い前から萩原先生が口に出したのは

「老年期は確立していない分野だ。そう教科書の最初にも書いてあるよ」

でした。
本当にそう書いてありました。
確かにそうかもしれないと思ったのは、

「老年期=身体障害分野の延長」

としか捉えていない私が、間違いなくいたから。
それを見透かされたように(いや先生は私をターゲットにしている訳じゃないけど)、先生もそう仰った。
その「証拠」として、知的萩原先生は私達に国家試験の過去問を解かせた。
全部で11題。
私は正直ヒヤヒヤだった(提出はしなかったし、先生に結果がばれる訳ではない)けど、結果は8問正解。
ちょっとホッとしたような、もうちょい頑張ろうよと言いたいような。
(ちなみに合格ラインはだいたい60点とされています)
間違えた問題を、書いてみます。

●87歳の女性。アルツハイマー型痴呆、3年前から食事をしたのを忘れたり、お金のしまい場所を忘れる。3ヶ月前、散歩中に帰る道がわからなくなり保護され入院。
この患者の作業種目で適切でないのはどれか。
①革細工のセカンドバッグ
②陶芸の板作りの湯呑み茶碗
③段通の2色のマット
④刺し子のランチョンマット
⑤レース編みのコースター

私は②を選びましたが、陶芸の場合粘土の特性上「やり直し」が可能。
(しかも板作りは陶芸の中では簡単な手法だと私も思った)
正解は①。一番工程が複雑で難しいからとのこと。
でも、革細工も簡単なものもあるよなあとちょっと反論したいが、確かに「セカンドバッグ」は難しそうだ。


●パーキンソン病(ヤールの重症度分類ステージⅢ)の女性の更衣動作指導で適切でないものはどれか。
①前開きシャツよりもかぶりシャツを勧める
②ボタンエイドよりもベルクロボタンを勧める
③フックなしブラジャーよりも前フック型のものを勧める
④キュロットよりも巻きスカートを勧める
⑤ハイソックスよりも足首までのソックスを勧める

正解は③。
そう言われりゃそうなんだけど、私は②を選んでしまった。
よう考えたらボタンエイドなんか余計に使いづらいよな。
パーキンソン病って、どんな病気だったか忘れまくってたよ~。
せっかくなので、思い出しついでにパーキンソン病の三大主徴を挙げておきます。

「固縮・無動・振戦」(だったっけ・・・)


●高齢者が坐位で行うぬり絵活動の効果で適切でないのはどれか。
①思考・判断力の改善
②肩関節可動域の拡大
③目と手の協調の改善
④手指筋力の増強
⑤坐位耐久性の改善

正解は②。
当然っちゃ当然なんですが・・・
私は「ぬり絵をキャンバス、あるいは斜面台に立てかけて行う」ことを想像してしまい・・・
それじゃ油絵じゃん!!
ちなみに私が選んだのは③。
小児だったら間違いなく③は正しいと思ったけど、いわゆる「高齢者」は一度は目と手の協調性は獲得してないか?と思ったので。
はい、言い訳女王です。



さて、先生は

「専門の勉強(3年生から本格的な「専門科目」が始まるカリキュラムらしい)をしてなくても意外と解けるでしょ」

と仰った。
それだけ、問題を出す側としても、我々が高齢者にどうアプローチするのが適切なのか、「かくあるべき」が出来上がっていない分野だと言いたかったのだと思う。
しかも、100問あって、老年期分野の問題はせいぜい4問くらいだって。
今日出された問題の中には、専門的知識が必要なものも確かにあった。
でも、意外と解けるもの。
試験に関しては私には持論があるのですが、今日は置いておきます。
でも代わりに、我が母(リハビリ知識なんて皆無)が解けてしまった問題も書きますね。

●軽度痴呆症状を示す者に対する菓子作りの指導方法(A-D)の難易度を易しい順に並べなさい
(ちょっと問題をアレンジしています)
A 口頭で指示する
B 動作見本を示す
C徒手的に動作を誘導する
Dマニュアルを読ませる

答えは、気が向いたら書きまーす。
皆さんも考えてみてd(゚ー゚*)ネッ



試験問題はここまでにしまして。
本館でもチラッと書いたけれど、今日流行じゃない方の萩原先生は、私達に「百歳バンザイ」を見せた。
100歳にして生き生きと生活している方々から毎回ひとりクローズアップし、その日常を描いたミニ番組。
見て気付いた点を書いて提出しなさいということだった。
私はいつもこの番組に出てくるお年寄りの皆さんが生き生きと毎日を過ごされている様子を楽しんで見ている。
でも・・・おそらく・・・萩原先生はそんなことを書いて欲しいんじゃないだろうと思った。
ざっと番組で紹介された100歳の「看板娘さん」の話をまとめると、

100歳にして、元気に乾物屋・酒屋で豆を売っているおばあさんのお話。
都内ではなかなか手に入らない豆を十数種類置いていて、それぞれの調理法なども熟知しており、お客さんに尋ねられたら美味しく煮る方法を教えてあげたりする。
また、豆の価格相場はきちんと把握しており、仕入れ値の変動など細かく帳面に記入するすごい人。
ひ孫の初節句を前に、孫娘にお赤飯の炊き方を教えるなんて微笑ましいエピソードも。

という感じでした。
うーん、何書いたらいいんだ?
取りあえず、箇条書きにしてみた。
(覚えてる限りで書いてみます)

・豆についての知識が豊富
・豆の調理法の知識も豊富
・量り売り
・豆を通してお客さんと雑談を交わすのが好き
・米ではなく大豆を配給された戦時中の経験を生かしているが、現代人の「豆離れ」を悲しんでいる?

これだけじゃまずいっぺと思い、文章で付け足してみた。
(これもうろ覚え)

「豆についての知識に自信がある方。
他愛もない雑談の中に豆について取り入れたら、自分の知識の豊富さ、経験し学んで得た自信を再認識できる機会になると思う。
ご家族も『看板娘さん』の得意分野をさりげなく立ててあげている(経営している息子さんも豆に関しては看板娘さんにお任せしているとのことだったし、孫娘さんもお赤飯の炊き方を聞いたりしていることから)所がとても微笑ましかった」


さあ私は、墓穴を掘ったでしょうか?
ちょっと面白い視点の知的萩原先生にがっかりされるかどうかは、来週までのお楽しみ。
ちなみに、他の子は私の倍くらい書いてました。やばい~?


では今日はこの辺で。
これ書いたら寝ます。


今日妹くんに

「あんた本当に勉強してるの?」

と言われてしまいました(^◇^;
してるよぉ・・・ブログで・・・と言いたかったけど(笑)、これが本当に勉強に入るのか悩めるところだし、このブログの存在を妹に伝えたところで見る気がないのも明らかなので、やめときました。

姉ちゃん頑張るよ。ほどほどにね。
学校のない日も多少は勉強するべきなんでしょうが、なにせ勉強大嫌いの私ですから、する訳がない。
でもなにかしら考えることはあると思うので、この「こぼれ話」カテゴリを設けることにしました。
今回の「Restudy」Projectに関わることなら、なんでも書いちゃおうかななんて。


私はおそらく、変わった人生を送っていると思います。
全然本意じゃありませんが(笑)
「本意」の私なら、高校を卒業して作業療法士養成校を順調に卒業し、今頃は立派なリハビリ屋として働いているはずでした。
ところが、「本意じゃない」私はというと、高校を卒業したけど作業療法士養成校の合格通知はなかなか届かず、やっとつかんだ合格電報にすがって入った学校で挫折を経験、知識も経験も自信も不十分なまま恩情でなんとか卒業したもののその不十分な自分をリハビリ屋と認めることができず、他の仕事をすることから自信を取り戻そうとしてきました。


でもどこかで、執着があったのかもしれない。
「挫折」した分野を、「挫折」した分野で克服したかったのかもしれない。
ただの意地かもしれない。
解らないけれど、私は再び学ぶことを選んだ。
大嫌いな、逃げてばかりだった分野をまた学ぶことを。


それこそ「本意」の私なら、今回学んだ暁に「作業療法士として就職する」ことを夢見るに違いない。
でも、現段階の私に、その目標を課すことは果たして良いのだろうか?と悩む自分も確かにいる。
私に本当に向いている仕事なのかも解らないのに。
だから私は今回学ぶことを、「自分を見極める」ためとしたいと思うのです。
目標を高く持ちすぎることは、平均台をぐらつきながら歩いている私にはまだ危険。
それなら、「作業療法士として就職する」なんてたいそうなこと最初から言わずに(もう言ってるけど)、嫌い(少なくとも昔はそうだった)な勉強をいかに「楽しめる」かを知る機会として、今回のProjectを活用したい。
その延長線上に何かもっと大きな目標を立てられれば、ラッキー。
全く違う新しい目標が見つかれば、それもラッキー。

・・・それで、いいよね?



もうひとつの小さな目標。

「いつか作業療法士協会に登録したい」

これもやろうと思えば今でも申し込めるけど、逃げてきたこと。
堂々と名乗れるようになれたら、ペーパーでも万歳(笑)


全然「本意」じゃないはずの私の人生。
でも、意外と楽しい。
毎日を楽しんで生きられる、それって幸せ。



以上、ひとつめの「こぼれ話」でした。
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