×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本当は、ちゃんと講義の予習プリントの中に出てきた言葉なので、カテゴリは授業がらみでもいいかなとは思うのですが、私の経験とそれを通して感じた意見を書こうと思うので、授業とは別個に書いてみようかと思います。
「OTは、サービス業と言えるのか?」
これは、本物の大学生だった頃、地雷先生が「OTだってサービス業のひとつなんだから」と仰ったことがあり、その影響で私は「絶対サービス業だと考えたくない!」と心の中でですが、かなり反発心を覚えた記憶があります。
今まで、そう思った記憶は消えませんでした。
ところが、今日素敵な外部講師の先生が予習プリントに載せていた文章の中に「サービス業」という言葉がまぎれていた。
残念ながら時間の都合で先生がそうお考えになる理由は伺えなかったのだけど、「本当にそうなんだろうか?」という疑問はちょっぴり残ったまま、今いろいろ考えている訳であります。
話は飛びまして。
私は3月まで、明らかに「サービス業」に分類されるであろう分野で働いていました。
その経験をちょっとだけ振り返ってみると、「医療職」に就く人達とは違った役割が、確かにあった。
挙げてみると
・「お客様」を立てることが大事。「販売員」はお客様よりも下の立場
・(私はユ○クロ制服だったけど)、「販売員」はそのブランドのイメージを自分で体現することが求められる
・また、清潔感と共に、綺麗に化粧をするなど「お洒落の見本」としての役割も担う
(衛生検査には間違いなく引っかかったであろう長い爪に綺麗に色をのせている子も多かった)
なんて感じでしょうか。
じゃあ、「医療職」(特に「OT」寄りになってしまうかもですが)はどうか。
・施設にもよるが、どちらかというと「患者」さんは「先生」と呼ぶ
・お洒落なんて関係なしに、白衣もしくはジャージで、爪は短く、化粧は薄く「清潔であること」最優先
と、ぱっと見かなり正反対なことを求められるものだなあ、と思った。
そして、一番私が「医療職」と「サービス業」が違うと感じるのは、ごく当たり前のことだけど、
医療職は「より良い治療の提供」が求められ、サービス業は「より良い売り上げ」が求められるということ。
これって、全然違うよね。
でも。
共通項は、間違いなくある。
私の場合、「リハビリをサービス業」と考えるのではなく、「サービス業にリハビリの延長線を見た」感じでした。
どちらも「人を相手にする仕事」なのは間違いありません。
でも、接し方はちょっぴり違う。
だけど、あったのだ。いろんなことが。
お客様が気に入った商品を見つけてくれた時。
気に入った商品が意外とお得に購入できた時。
お客様の忘れ物を届けに行った時。
お客様は、感謝しなきゃいけない立場の私に、お礼を言ってくれた。
買い物の流れで販売員が「ありがとうございます」と形式的に(これは言い過ぎだけど必ず言う言葉として、という意味で捉えてください)発する挨拶とは、質が違う。
そういった言葉を受けると、形式的お礼以上に感謝の気持ちを述べたくなる。伝えたくなる。
「客-販売員」の立場を越えた、何か温かい交流ができた瞬間だったと思う。
・・・これって、リハビリの治療者-患者の感情と、かなり似ている。
何か患者さんに提供すると、患者さんが喜んでくれる。すると自分も嬉しくなる。
私は大した治療が出来た記憶もないし、「先生」と呼ばれたくない人間だけど、「治療者-患者」という枠組みでありながら、お互いにいろんなものを与えあえるのだと感じた。
ね?似ているよね?
まだ書きたいことは盛りだくさん。
でも、今日は一区切りついたところで、やめときます。
加筆するかもねん。
「OTは、サービス業と言えるのか?」
これは、本物の大学生だった頃、地雷先生が「OTだってサービス業のひとつなんだから」と仰ったことがあり、その影響で私は「絶対サービス業だと考えたくない!」と心の中でですが、かなり反発心を覚えた記憶があります。
今まで、そう思った記憶は消えませんでした。
ところが、今日素敵な外部講師の先生が予習プリントに載せていた文章の中に「サービス業」という言葉がまぎれていた。
残念ながら時間の都合で先生がそうお考えになる理由は伺えなかったのだけど、「本当にそうなんだろうか?」という疑問はちょっぴり残ったまま、今いろいろ考えている訳であります。
話は飛びまして。
私は3月まで、明らかに「サービス業」に分類されるであろう分野で働いていました。
その経験をちょっとだけ振り返ってみると、「医療職」に就く人達とは違った役割が、確かにあった。
挙げてみると
・「お客様」を立てることが大事。「販売員」はお客様よりも下の立場
・(私はユ○クロ制服だったけど)、「販売員」はそのブランドのイメージを自分で体現することが求められる
・また、清潔感と共に、綺麗に化粧をするなど「お洒落の見本」としての役割も担う
(衛生検査には間違いなく引っかかったであろう長い爪に綺麗に色をのせている子も多かった)
なんて感じでしょうか。
じゃあ、「医療職」(特に「OT」寄りになってしまうかもですが)はどうか。
・施設にもよるが、どちらかというと「患者」さんは「先生」と呼ぶ
・お洒落なんて関係なしに、白衣もしくはジャージで、爪は短く、化粧は薄く「清潔であること」最優先
と、ぱっと見かなり正反対なことを求められるものだなあ、と思った。
そして、一番私が「医療職」と「サービス業」が違うと感じるのは、ごく当たり前のことだけど、
医療職は「より良い治療の提供」が求められ、サービス業は「より良い売り上げ」が求められるということ。
これって、全然違うよね。
でも。
共通項は、間違いなくある。
私の場合、「リハビリをサービス業」と考えるのではなく、「サービス業にリハビリの延長線を見た」感じでした。
どちらも「人を相手にする仕事」なのは間違いありません。
でも、接し方はちょっぴり違う。
だけど、あったのだ。いろんなことが。
お客様が気に入った商品を見つけてくれた時。
気に入った商品が意外とお得に購入できた時。
お客様の忘れ物を届けに行った時。
お客様は、感謝しなきゃいけない立場の私に、お礼を言ってくれた。
買い物の流れで販売員が「ありがとうございます」と形式的に(これは言い過ぎだけど必ず言う言葉として、という意味で捉えてください)発する挨拶とは、質が違う。
そういった言葉を受けると、形式的お礼以上に感謝の気持ちを述べたくなる。伝えたくなる。
「客-販売員」の立場を越えた、何か温かい交流ができた瞬間だったと思う。
・・・これって、リハビリの治療者-患者の感情と、かなり似ている。
何か患者さんに提供すると、患者さんが喜んでくれる。すると自分も嬉しくなる。
私は大した治療が出来た記憶もないし、「先生」と呼ばれたくない人間だけど、「治療者-患者」という枠組みでありながら、お互いにいろんなものを与えあえるのだと感じた。
ね?似ているよね?
まだ書きたいことは盛りだくさん。
でも、今日は一区切りついたところで、やめときます。
加筆するかもねん。
PR
COMMENT